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個人投資家の皆さまへ

IR情報

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代表あいさつ

2024年3月期決算概要について

株主の皆様におかれましては、日頃よりご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)に基づき、『「@nyplace」の安定成長』と『独自サービスの飛躍成長』の2つの成長戦略を推進しております。当事業年度はその初年度でありました。

当事業年度における売上高は、「@nyplace」における大型案件の減席や「VLOOM」及び「GROWCE」等の新サービスのリリースが遅延したことによる新規獲得見込み案件の機会損失や受注時期の後ろ倒し等による売上貢献の遅延に伴い、2,153百万円(前年度比8.3%減)となりました。利益については、新サービスのソフトウエア償却費等の先行コスト及び、「@nyplace」のバージョンアップやエネルギー価格高騰等に伴うホスティング費用の増加等により、営業損失は294百万円(前年度は営業利益101百万円)、経常損失は276百万円(前年度は経常利益100百万円)となりました。

また、2024年3月22日に「特別損失(減損損失)の計上及び業績予想の修正並びに役員報酬の減額に関するお知らせ」にて開示しました通り、当社の拡充するサービスラインナップに伴う固定資産のグルーピング変更、さらに「VLOOM」及び「GROWCE」等のサービスリリース計画の遅延発生により、新規獲得見込み案件の機会損失や受注時期の後ろ倒しが発生し、当初想定した計画期間内での回収の可能性が困難であると判断したことから、当事業年度においてソフトウエア資産の減損損失を計上しており、当期純損失は798百万円(前年度は当期純利益67百万円)となりました。

今後の見通しについて

これにより、2024年3月期を初年度とする中期経営計画の数値目標から後退することとなりましたが、成長戦略は当初より掲げている2つの柱から変更はなく、確実に実施していくことで売上高に結びつけてまいります。加えて、前年度の実績を踏まえ、コスト構造や運営体制を徹底的に見直しすることで、安定した収益基盤を早期に確立できるように推進し、企業価値の向上を目指してまいります。

代表取締役社長 茂木 貴雄

代表取締役社長 茂木 貴雄

2024年3月期 決算ハイライト

2024年3月期 決算ハイライト

中期経営計画の進捗

新サービス本格始動 
安定した収益基盤の確立を目指す

当社は、2023年5月10日に公表した中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)に基づき、成長投資を収益へつなげる販売拡大フェーズとして、『「@nyplace」の安定成長』と『独自サービスの飛躍成長』の2つの成長戦略を推進しております。初年度である2024年3月期は、「VLOOM」及び「GROWCE」等の新サービスリリースの大幅遅延に伴う売上貢献の遅れ等が影響し、予想を下回る業績結果となりました。

▶︎ 当社の中期経営計画についてはこちら

【Plan】中期経営計画の1年目の振り返りと2年目について

【中期経営計画1年目の振り返り】
【中期経営計画1年目の振り返り】

当初の数値目標に対し、売上高・営業利益ともに未達成となりました。主な要因といたしましては、売上高の減収が大きく影響しており、当初より、現有サービスにおける新型コロナウイルス案件の大幅減少や既存顧客の減席等のマイナス要因は見込んでいたものの、想定以上のマイナス影響が発生したこと、また、「VLOOM」及び「GROWCE」等の新サービスのリリース遅延に伴い、新規獲得見込み案件の機会損失や受注時期の後ろ倒し等が発生したことにより、当初の計画よりも新サービスの売上貢献が遅延したことが挙げられます。加えて、「VLOOM」や「GROWCE」等の新サービスにおいては、これらの結果から当初想定した計画期間内での回収の可能性が困難であると判断したことにより、ソフトウエア資産の減損損失を特別損失として計上しております。

【中期経営計画2年目について】
【中期経営計画2年目について】

売上高は、現有サービスである「@nyplace」及び「COLLABOS PHONE」の大型顧客の減席等がある一方で、「VLOOM」及び「GROWCE」等をはじめとする新サービスの販売拡大により、前事業年度と同等の21億円(前年度比0.2%減)を見込んでおります。また営業利益は、前事業年度に実施した減損損失計上に伴うソフトウエア償却費の減少及び、外注費、ホスティング費、各電話回線キャリアの通信原価等のサービス提供に必要な固定費の大幅抑制により、17百万円を見込んでおります。新サービスの減損損失等により中期経営計画の数値目標からは後退するものの、中期経営計画に掲げる2つの柱からなる成長戦略に変更はなく、確実に実施していくことにより売上高に結びつけてまいります。加えて、黒字化並びに現実的な経営戦略が求められる状況から、この成長戦略に合わせたコスト構造及び運営体制へ見直していくことにより、早期に安定した収益基盤を確立できるよう推進してまいります。

【Strategy】中期経営計画の成長戦略①と②の進捗について

成長戦略①:根幹サービスの着実な成長

当社の売上高の約6割を占める「@nyplace」において、交換機のバージョンアップによる『高付加価値化』や自動化/効率化の追求等による体制最適化を実施し、収益基盤である当社サービスの着実な成長を図ります。

成長戦略②:独自サービスで新規市場開拓

これまでに開発した新サービス(コールセンターシステムのAI化+マーケティング活用)を含め、独自サービスで新規市場を開拓します。多様性・拡張性・低価格を求めるマーケットに対応し、収益の最大化を目指します。

【Strategy】中期経営計画の成長戦略①と②の進捗について

【Action】販売拡大及び目標達成に向けた取り組み

販売拡大に向けた取り組みとしては、営業の体制強化、オンライン集客の強化、市場ニーズに沿ったサービス力強化に加えて、前事業年度の実績を踏まえコスト構造及び運営体制の見直しにより、販売拡大及び収益拡大を図り、安定した収益基盤の早期確立を目指します。

【Action】販売拡大及び目標達成に向けた取り組み

Topics 
新サービスラインナップ

新サービス、今期から本格始動
新規市場開拓と既存市場拡大に貢献

独自の新サービスとして開発を進めていた「VLOOM」「GROWCE」「GOLDEN LIST」「UZ」のリリースはすべて完了し、前事業年度よりもさらに本格的な販促活動を開始しています。今後もAI化やマーケティング活用を強みに、既存市場の深耕及び新規市場の開拓を推進します。

Topics 新サービスラインナップ

事業計画及び成長可能性に関する事項の開示

事業計画及び成長可能性に関する事項の開示

サスティナビリティへの取り組み

コラボスが考えるサスティナビリティ

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コラボスは、ブランドコンセプトである「声をきき、未来につくる」を大切にしながら、
私たちの技術で未来をつくることで、サステナブルな未来に貢献します。

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